2021/09/21 システム定着化の具体的な方法とは? 定着化ArgusGWSalesforce
ユーザが必要な情報はどこに?
企業では様々なシステムが当たり前に導入され、社員の負担を減らすさまざまな取り組みがなされています。
さらに、ユーザがシステムを少しでも便利に利用できるよう、“ システム担当者 ” が活躍しています。
そのシステム担当者の頭をもっとも悩ませる課題のひとつに「運用の定着」があります。
• 説明会を開いたが、いざ登録する時には忘れている
• 説明会に参加していない人に情報が伝わらない
• 作成した資料を見てもらえず、問合せの対応でパンクしてしまう
• ルールが守られておらず、管理が大変
• 登録方法がわからず、従来のやり方に戻ってしまう人がいる
せっかくシステムを新しくしても、運用が定着しなければ導入時に期待した効果を出す事が出来ません。
ユーザに必要なにタイミングで情報を届けるには、「情報をどこに公開するか」に解決のヒントがあります。
今回は、“ Salesforce ✕ Argusでシステム運用の定着化 ” をする方法をご紹介します。
方法
『 Salesforceのカスタム項目を使って、入力画面上にガイドや問合せツールをまとめて配置する。 』
ユーザが登録中に疑問が出た時にサッと出せたら便利なツールは何でしょうか?
例えば・・・
• 画面上の入力項目の説明: 各項目の説明、入力例をポップアップで表示する
• 運用ガイド ・FAQ: 資料やサイトのリンクを挿入して参照できるようにする
• ワンアクションで問合せできる仕組み: 問合せ画面を立ち上げる
SalesforceやArgusGWでは、これらを登録画面上に配置する事ができます。
ガイドなどの保存先は、自社のファイルサーバー上でも、ArgusGWを含むSalesforceの環境の中でも構いません。
効果
『 ユーザの利用時に生じる疑問点をすぐに解決する仕組みを作る事ができる。 』
Salesforceと、ArgusGWに共通する ” 項目を自由に追加できる事 ” を活かすことでシステム担当者、ユーザ双方に以下のようなメリットがあり、効率よく情報の登録や申請をする事ができるようになります。
《 システム担当者のメリット 》
• 作成した資料をユーザが確認するようになる(問合せの対応工数を削減できる)
• 最新資料の公開先を固定できる(配布の手間がなくなる)
• ユーザからの問合せ窓口を一本化できる
《 ユーザのメリット 》
• ワンアクションで情報が入手できる
• いつでも簡単に最新の情報を確認できる(探す手間がなくなる)
• 不明な点をその場で解決しやすくなる(定着への第一歩!)
入力画面上に運用ツールをまとめて配置できる!
▼ ArgusGW 項目を自由に追加できる機能は?
ArgusGWでは、様々な機能でユーザが任意の項目を追加する事ができます。
自社オリジナルの項目を自由に作れる事で、使い方は無限大です!
• スケジュール/施設予約/ToDo
• 電話メモ
• 掲示板
• 文書管理
• 申請承認
▼ Salesforce とは?
Salesforceは、企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューション。
マーケティング、営業、コマース、サービスなどすべての部署で、顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRMプラットフォームです。